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2010.05.29-30 at Enoshima

フリートレースがスタート

 今年も昨年からスタートした関東470協会フリートレースが北東から吹きだすシフティな軽風で開幕しました。学連は関東の春インカレが終了して、新人の勧誘などの学内行事の為、参加できないチームも多く32艇のエントリーでした。第1レースのスタート
 初日は今年度フリートレース1回目ということもあり、1レース30分~40分で終了する風上風下0.4~0.5マイル程度のソーセージコースを4レース行い、5レース目のみリーチングが入る三角コースで合計5レースを消化しました。
 風向、左エンド30゜右エンド80゜中心50゜、60゜のシフティな海面は稲村ケ崎を挟んで左の七里ケ浜から入るブローと右の由比ケ浜から入るブローがあり風のシフトと吹き出しのタイミングによって左右どちらの海面に向かうか、コース取りの選択が必要です。またこの2日間は大潮という事もあり、潮流の使い方が勝負の行方に大きく影響しました。前田/野呂(エス・ピー・エヌ)
 難しい海面を読みきり、前田/野呂組(SPN)が初日5レースALLトップ。レースが始まる前にスタートライン上で風向、ラインの傾き、村濱/板倉(グローバルコムサービス)全体の海面を入念にチェックている姿が印象的でした。今年から社会人セイラーデビューの村濱/板倉組(明治大学卒/日本大学卒、グローバルコムサービス)が終始安定したレース運びで続きます。1レース目25位と出遅れた長橋/田淵組(アルファ・ウェーブ)が3位となり、今年も2日目に採用している黄色、紺色、赤色のビブスはすべて社会人チームが着用する事になりました。
石川/柳川(関東自動車工業)初日のレースが終了後、昨年同様に講習会です。国内トップレーサーである石川/柳川組(関東自動車工業)今回のフリートレースは柳川/石川組で出場、長橋/田淵(アルファウェーブ)初日トップの前田/野呂組が講師になり、2009年ナショナルチーム合宿時のビデオ(オリンピック特別委員会の協力にて)を使い具体的な走らせ方を解説して質問を受けながら進められました。講習会参加選手にとって、どのようにトップセイラーが艇を走らせているか、どの様な視点で練習・レースなどに取り組んでいるかなど、普段疑問に思っていることを解説してもらう良い機会になりました。


前田/野呂組が優勝

講習会の様子 2日目も昨日同様に40゜中心のシフティな3m程度の軽風でソーセージコースを1本行なったあと、1レース30~40分で終了するトラペゾイドコースを5本、合計6レース。徐々に右にシフトして70゜中心の由比ケ浜方面から吹き出すと若干風速が上がりフルトラピーズで出れる風になり、選手も満足の行く練習が行えたと思われます。
 風速が上がってくると前日のトップ3と柳川/石川組の安定度が増してきて上位陣の順位変動が少なくなります。江ノ島から葉山方面に流れる強烈な潮の影響で村濱/板倉組、長橋/田淵組、柳川/石川組がBFD、OCSを叩く中、前田/野呂組が終始安定した走りで優勝。社会人1年目女子セイラー村濱・板倉組が2位、長橋/田淵組が3位とTOP3は初日と変わらない順番で終了しました。
 普段420級で活動している鈴木/千葉組、角田/古谷組(葉山町セーリング協会ユースチーム)は普段出来ないレース練習をこのフリートレースを利用してコーチ、選手同士が乗り代わりながら実戦練習していました。今年の春に新レスキュー艇を購入して気合が入ってBFDを叩いていた東京海洋大学は今後の成長に期待が持てそうです。

関東470協会 伊藤