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2012.10.31. at Gamagori

 1コインレース兼中部学生トレーニングレース弟5シリーズ(最終戦)は、昼前風が無かったものの、12時を過ぎたころから風が吹き始め予定とおり13時に予告信号を発することが出来た。3mから4mの風が吹く中、最終戦を制したのは、愛知大学の渡邊雄大/百済裕人組であった。また、年間優勝は、同じく愛知大学の中原詩歩が制した。

 第1レースは、風軸255°上下700mで設定した。風速は3mから4mあったものの、左右に風が振れる状況であった。3艇がリコールでスタートし、愛知大学の朝倉由美香/深水淳組1艇だけがスタートラインに戻ってのスタートとなった。風が左に振れる中、3マークを最初に回航したのは、愛知学院大学の岡本淳/谷颯真組で続いて愛知大学の渡邊雄大/百済裕人組が続いた。2回目の3マークでは、渡邊雄大/百済裕人組が岡本淳/谷颯真組を抜きトップ回航、そのままフィニッシュまで確実に相手艇を押さえ込み第1レースをトップフィニッシュした。

 第2レースは、風軸同じく255°、風速3m、上下650mの条件で実施した。3マークは岡本淳/谷颯真組、渡邊雄大/百済裕人組、愛知大学の中原詩歩/今井大希組の順で回航したが、2回目の3マークでは、陸側にコースを取った中原詩歩/今井大希組がトップに出てフィニッシュを目指した。フィニッシュ直前では、岡本淳/谷颯真組との争いとなったが、お互いが牽制する中このレースを制したのは、岡本淳/谷颯真組であった。

 第3レースは、同じコースでスタートしたが、このレースで1回目の3マークを制したのは渡邊雄大/百済裕人組であった。渡邊雄大/百済裕人組は、他の艇が沖側にコースを伸ばすも、2回目の3マーク回航後から陸側にコースをとり、更に後続を引き離した。しかし、2回目の1マークを回航した後から風がどんどん弱くなり、後続艇に詰められる状況となったが、結果してトップを守りきりこのレースを制した。

 第4レース前に風が振れ、コース設定を230°に変更したが、風が再度250°まで戻ってきたため、コース設定を250°に変更した。また、時刻が15時30分近くなってきていたことと、風が弱くなりつつあったため、距離を更に短くし、550mのコースで実施した。そんな中第3マークをトップ回航したのは、渡邊雄大/百済裕人組、続いて岡本淳/谷颯真組であった。この後は風がどんどん弱くなり、最終的には2mほどまで落ちてしまったものの、これら2艇がこのままの順位でフィニッシュしこのレースを制した。

 第5シリーズは、渡邉雄大が征しポイント5を追加したものの、シリーズでは、愛知大学の中原詩歩が毎回参加するとともに、手堅く順位を獲得していったため、シリーズ優勝し11月に行われる全日本470選手権の出場枠とスピンセールを手に入れることが出来た。

 また、レース終了後の閉会式では、じゃんけん大会なども行われ、今シーズンも有意義な大会を実施することができた。いつもご協力していただく全日本470協会および中部470協会に感謝します。

レポート 石倉俊宏

順位  ヘルムス / クルー  所 属  順 位  得点

1位 渡邊雄大 / 百済裕人 愛知大学 1 - 3 - 1 - 1 6

2位 岡本 淳 / 谷颯 真 愛知学院大学 2 - 1 - 2 - 2 7

3位 中原詩歩 / 今井大希 愛知大学 3 - 2 - 5 - 3 13

4位 今川敏治 / 中村和輝 名城大学 DNC- 6 - 3 - 4 22

5位 中村匠吾 / 森 好史 愛知学院大学 OCS- 4 - 4 - 5 22


シリーズ成績

順位  ヘルムス  所 属  得点

1位 中原詩歩 愛知大学 19

2位 小島大知 愛知学院大学 15

3位 渡邉雄大 愛知大学 14

4位 岡本 淳 愛知学院大学 13

5位 朝倉由美香 愛知大学 11