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2013.06.29-30 at Nishinomiya

 今シリーズ2回目の兵庫県セーリング連盟ポイントレースが6月29日、30日の2日間兵庫県西宮市 新西宮ヨットハーバーにて大会が催されました。この大会は、関西学生女子ヨット選手権と合同で開催されており、女子選手についても全日本女子学生ヨット選手権の出場権をかけた闘いとなった。

 通常この時期の西宮は梅雨真っ直中で天気にも風にも恵まれない時季ではありますが 運が良いのか梅雨の中休みと言ったところか真夏を思わせる好天な気象で風にもほぼ恵まれ気象条件の整った状態で大会を行えたが第1回ポイントレースよりも参加艇数が減り23艇と淋しく関西水域で活動している大学生が中心であった。

 第2回ポイントレースは第67回兵庫県県民体育大会兼第68回国民体育大会出場予選会を兼ねており 関西学院大学から西尾・俣江組、神木・疋田組の2艇だけのエントリーで先輩後輩の一騎打ちの戦いとなりました。

大会初日(6/29) 定刻通りに行えそうだったのが出艇前のブリーフィングを終えた頃に風がなくなり暫し陸上にてAP旗掲揚で待機となるが30分後にはシープリーズがそよそよと入りだしAP旗降下 全艇出艇可となった。

 定刻スタート(10:00)より30分遅れの10時30分に風向190°、風速3.3mの軽風で第1レースのスタートを向かえるがゼネラルリコールとなる。仕切り直しで7分後の10時37分(I旗規則適用)オールクリアでスタートとなった。振れ幅の少ない比較的安定した風の中 最初の第1マークを回航で最初に上がったスピンは関西学院大学の艇であり続いても関西学院大学・甲南大学・関西大学の順となった。その上位4艇は3マーク回航後 ミートする度に前後入り替わりする展開となったがトップフィニッシュを飾ったのは関西学院大学 松浦・中川組(女子ペア)、甲南大学 神木・奥田組(女子ペア)、西尾・俣江組(関学大)の順となり神木・疋田組(関学大)は5位と最初につまずいてしまった様だった。

 引き続き第2レースはマーク設定変更後 風向205°、風速3.4m 11時45分リコール艇有りでスタートとなった。1レースのTOP3に入った艇はスタート後 左右に分かれ最初の1マークまで争うことになり右展開で争った神木蘭艇(甲南大)、神木聖艇(関学大)、西尾艇(関学大)の順となった。風が右にシフトする傾向が見受けられたがそれを上手く利用した1マークTOP3の中で順位が変わるが1レース目につまずいてししまった神木聖艇(関学大)がTOPでフィニッシュ 僅差で2位の神木蘭艇(甲南大)3位には西尾艇(関学大)となった。1位の神木聖選手(関学大)と2位の神木蘭選手(甲南大)は姉弟であり、フィニッシュまでハラハラとした戦いを繰り広げて盛り上がりを見せてくれた。

 第3レースは前レースで右にシフトしつつあった風が第3レース開始前に230°なり風速3.8m 13時08分 オールクリアでのスタートとなった。神木艇(関学大)、松浦艇(関学大)、神木艇(甲南大)は本部船側より西尾艇(関学大)アウター側よりスタートし第1マークを目指し展開を繰り広げたが本部船寄りでスタートし右海面を利用した神木聖艇(関学大)、松浦艇(関学大)、神木蘭艇(甲南大)がTOP3回航でアウター側寄りでスタート 左展開で挑んだ西尾艇(関学大)、関西大学 後藤・岡崎組の順で回航した。西尾艇(関学大)はスタート後のコース選択でのミスが響き普段のペースを出し切れない苦戦を強いられた。その中で神木聖艇(関学大)、神木蘭艇組(甲南大)、松浦組(関学大)は後続をしっかり抑えが3艇は固まった状態となった。このレースでも神木選手の兄弟対決が見られ大いに湧かせてくれたが結果は姉である甲南大の神木蘭艇が1位でフィニッシュ、2位には弟で関学大の神木聖艇と続き 3位には松浦艇(関学大)となった。西尾艇(関学大)は何とか4位でフィニッシュした。

 第4レース 風向240° 風速3.2m 14時35分 オールクリアでスタートを行われた。このスタートで西尾艇(関学大)がスタート位置取りに失敗し3線目でスタート すぐにタックしポートで上からスタートした全てのスターボー艇の後を通りスタートの失敗を取り戻すために右海面にて戦うことしか選択肢を得られず暫し我慢の状態となる。1マークではスタートを失敗し右海面での戦いを強いられた西尾艇がトップ回航となった。風下 第3マークでO旗が掲揚されるが残りの上下のレグで西尾艇が1位を保ったままフィニッシュとなる。このレースで西尾艇は初めて1位でフィニッシュとなる。続いて2位、神木聖艇(関学大)が安定した走りでフィニッシュ。3位には喜田・中村組(関学大)と続いた。

 第5レース 時刻は16時前になったが風が5mまで吹き安定し吹き続けたため240°風速 5m 15時59分 O旗掲揚 オールクリアでスタートとなる。このレース西尾艇は前レースのスタート失敗が嘘のようにフレッシュな風を受けトップスピードで上側よりスタートラインを1番に通過するという素晴らしいスタートを行った。ここまで安定して走り続けている神木艇(関学大)はアウターよりのスタートとなる。

 このレース 国民体育大会出場をかけて西尾艇、神木艇(関学大)の熾烈な戦いが1マークから行われるが終始 西尾艇が神木艇を寄せ付けない安定した走りを見せつけ そのまま西尾艇がトップでフィニッシュ、神木艇(関学大)が続いた。

大会初日は5レース完了し 翌30日は残り3レース実施する形となった。
大会初日(6/29)時点での成績は以下となった。(5レースで最も悪い得点カット)

1位 神木・疋田組(関西学院大学) 5-1-2-2-2 7点

2位 西尾・俣江組(関西学院大学) 3-3-4-1-1 8点

3位 神木・奥田組(甲南大学) 2-2-1-4-5 9点

4位 松浦・中川組(関西学院大学) 1-5-3-6-3 12点

5位 後藤・岡崎組(関西大学) 4-6-5-5-4 18点

大会最終日(6/30)

 残り3レースとなった最終日、出艇時間(8時55分)を向かえる頃には風向30°~50° 風速3mの風があったため 気温が上昇するまでに北風で1レース消化しようと全艇出艇を許可としレース海面に向かいマーク設定を確定し始めようと思ったところ国際470級第6レース 予告時刻9時55分の10分前に曇り空だった空が急に太陽を出し気温が上昇したため風向が安定しなくなり風速も2m以下になり 海上本部艇にてAP旗掲揚となった。最終日もシープリーズが吹くと予想されていた為 西宮のコンディションから考え海上待機となった。

 1.5時間の待機の後、南西の風がそよそよと入り始めレース海面を移動しレース実施を試みようとするが風向・風速が安定せず永遠と海上待機が続く。選手を一旦ハーバーに帰してしまうと2時間のロス、しかも15時00分以降の予告信号は発しないので風が吹いてくるのを運営スタッフ・選手が祈りつつ風を待つ。13時30分神戸空港沖合から南西の風が一気に吹き上がりMAX7.5m程までになった。

 全てのマーク設置を終え13時45分 風向235°で第6レースの予告信号を掲揚し順調に進んでいたが レース委員会信号艇が流れ出し一旦 AP旗掲揚・・・。再度、アンカーの固定を確認しレース実施の段取りを行っていたら今度はスタートアウター船がズルズルと滑りだす始末・・・。

 結局、両運営艇が固定されているのを確認のうえ 14時09分に風向235° 風速6m 予告信号 470旗 掲揚。

 時間的に今日はこの1レースで終わりという覚悟で、前日終了時点で2位であり、1位と1点差の西尾艇は東京国体出場権利獲得のためピリピリとした表情。変わって1点差で守らないといけない神木艇(関学大)は いつもと変わらない落ち着いた表情である。

 5分後 14時14分 リコール艇有りでスタート。

 暫定1位の神木艇(関学大)は本部船より1番上より第1線で、暫定2位の西尾艇は神木艇より風下3番目の第1線でスタートをする。西尾艇はトップスピードで帆走、神木艇は

 スタート後 X旗が気になるのか よそ見をしている間に艇が失速・・・ その間に西尾艇はスピードがあるので神木艇は離されてしまった。

 2艇の争いが続くが第1マークで西尾艇がトップで回航、続く2位の艇のスピンが中々揚がらない。なんと、西尾艇が1マーク~2マーク レグの半分ぐらいで2位の艇のスピンが揚がり 西尾艇はダントツのトップ帆走であった。そのまま、西尾艇はトップの座を譲ることなく帆走してフィニッシュする。神木艇(関学大)は若干詰めるものの追いつけず2位でフィニッシュした。

 この時、時刻は既に14:55分を過ぎてしまっていた・・・。本日のレース終了。長時間 待機の上 1レース決着で両選手の明暗が分かれてしまいました。

最終成績は以下の通りです。参加艇数 23艇 (5レース以上で1カット)

1位 西尾・俣江組(関西学院大学) 3-3-4-1-1―1 9点

2位 神木・疋田組(関西学院大学) 5-1-2-2-2―2 9点

3位 神木・奥田組(甲南大学) 2-2-1-4-5-6 14点

4位 松浦・中川組(関西学院大学) 1-5-3-6-3-7 18点

5位 後藤・岡崎組(関西大学) 4-6-5-5-4-5 23点

 この大会は全日本女子インカレ出場予選会も同時開催となっていましたが3位から5位までは女子選手で男子選手に負けじと女子選手の活躍が今大会のもう一つの見所となりました。

        1位 西尾・俣江組
         2位 神木・疋田組
        3位 神木・奥田組

関西学生女子ヨット選手権大会成績(国際470級)上位3艇のみ

1位 神木・奥田組(甲南大学) 7点

2位 松浦・中川組(関西学院大学) 9点

3位 後藤・岡崎組(関西大学) 11点

関西470協会ポイントランキング(6/30 現在)

1位 神木 聖(関西学院大学) 53点

2位 神木 蘭(甲南大学) 50点

3位 山本 一徹(関西学院大学) 34点

4位 藤本 智貴(関西学院大学) 32点

5位 今村 亮(愛媛県セーリング連盟) 30点

大津 真二(NTT西日本) 30点

西尾 駿作(関西学院大学) 30点

8位 山本 正(NTT西日本) 26点

9位 喜田 将史(関西学院大学) 25点

10位 河内 暁(神戸大学) 24点

 次回のシリーズ第3戦は8月3日、4日の関西選手権大会となります。

 今年は兵庫県西宮市で第78回全日本学生ヨット選手権大会が催されますので沢山の方の御参加 お持ち申しております。