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2011.07.10 at Yanagasaki Lake Biwa


優勝した中岡/矢田近畿北陸水域の470が参加出来る主要オープンレースは、3月の同志社ウィーク、5月のMAYレガッタ、8~9月の全日本予選の3大会です(学連加盟校は別途夏季インカレ、インカレ予選個人戦、同団体戦、新人戦、秋季インカレの5大会)。
 学生だけでなく、社会人・医学部・同好会の方々にも気軽に参加していただき、琵琶湖で活動する470セーラーがレースに参加出来る機会を増やす目的で、今季より1日ポイントレースを3回開設2位 徳重/出道いたしました。
 第1回ポイントレースは7月10日に470は21艇の参加のもと、開催されました。
西日本医学部大会が柳ケ崎YHで開催されますので医学部系にも幅広くアナウンスした結果、4校からエントリーがありました。レース中、風の強弱はありましたが、順当に実力者が上位に入賞しています。
 前年度近北水域チャンピオンである中岡選手は、ライバルだった金沢大学OGの矢田選手とペアを組み出場しま3位 奈良/東野した。同じレベルのスキッパーが乗るとスピードやコースも秀逸です。不安定なコンディション下、終始安定した走りで、優勝いたしました。
 同志社OBの出道選手は、同志社大学1回生の徳重選手と出場し、中岡・矢田組と激しいトップ争いを繰り広げましたが、僅かに中岡組に及ばず僅差の2位となりました。
インカレ団体戦優勝やスナイプ全日本優勝と、数々のタイト4位 豊田/西野ルを有する出道選手の絶妙な軽風の走りは学生セーラーの良い手本です。学生セーラーの皆さんも繊細な彼のボートハンドリングとセールトリムを間近に見て学んでいただきたいと思います。
 2回生ながら琵琶湖の学生ではトップレベルに成長した奈良大樹・東野竜弥組が、最終レースでトップを取り、3位に入りました。終始ボートスピードが安定しているのが、奈良選手の長所です。コースも安定しています。いつも沈着冷静なクルーの東野選手は同志社大学470のチームリーダーです。2011年NT選考レースを境に技術的にも精神的にも大きく進歩したと思います。
 4位には同志社大学の豊田華世・西野裕太朗組が入りました。同期同窓の奈良選手と切磋琢磨し急成長中のペアです。特に中風のクローズでは、スイスイと快走しています。
 学生セーラーの方々は、トップセーラーに伴走したり、質問出来る機会を活かし、インカレ予選直前の次回第2回ポイントレースにはスキルアップした姿を見せていただきたいものです。

レポート/浅原慈樹(470協会水域担当)