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History

470級世界選手権の歴史


記念すべき「第1回470級世界選手権大会」は1970年、14カ国51艇が参加し、フランスのラカノーを舞台に開催されました。以来、モントリオールオリンピックのため開催されなかった1976年を除いて、470級世界選手権は毎年開催され、2010年に第40回大会を数えました。参加国数は年々増え続け、ISAFワールドの一環としてポルトガルのカスカイスで開催された2007年大会には、過去最高の47カ国が参加しました。

開催地は毎年異なる場所で行われます。ポルトガルのカスカイスで行われた2007年世界選手権2013年までに開催された大会の開催場所は、ヨーロッパが27回、オセアニアが6回、アジア(中東含む)が5回、北米が4回、南米が2回となっています。日本では1977年大会が静岡県浜名湖で、1989年大会が三重県の津で開催された実績があります。

1985年から女子コンビのみを対象にしたカテゴリー(Women Category)と、男子コンビと男女コンビを対象にしたカテゴリー(Men & Mixed Category)に分かれ、さらに2003年からは男女コンビを排した男子コンビのMen Categoryと女子コンビのWomen Categoryの2つに分けられるようになりました。

現在、470級世界選手権では、シリーズの前半を予選、後半を決勝に割り当て、予選シリーズの成績によって上位1/3をゴールドフリート、中位1/3をシルバーフリート、下位1/3をブロンズフリートとし、優勝はゴールドフリートに勝ち残ったチームのみによって争われ、それ以外のフリートは順位決定戦的性格のシリーズを行うというシステムが採られています。

1970-79

1970~1979年の世界選手権歴代TOP3


*1976年はモントリオール五輪開催のため世界選手権は開催されず。

1980-89

1980~1989年の世界選手権歴代TOP3


*1986年大会までは性別による区分なしのオープンカテゴリーとして開催。
*女子カテゴリーのレースが併催されるようになった1987年大会からは男子ペア、および男女ミックスペアのカテゴリーとして開催。


1980~1989年の世界選手権歴代TOP3 女子



*1985年大会は、男女区別無しのオープンカテゴリーとして行われたレガッタのリザルトから、女子ペアのみを抽出して算出して女子のリザルトを作成。



1990-99

1990~1999年の世界選手権歴代TOP3




1990~1999年の世界選手権歴代TOP3 女子


2000-09

2000~2009年の世界選手権歴代TOP3


*2002年大会までは男子ペアおよび男女ミックスペアのカテゴリーだったが、2003年大会からは男女ミックスペアが排除され、男子ペアのみのカテゴリーとして開催されるようになった。


2000~2009年の世界選手権歴代TOP3 女子

2010-19

2010~2019年の世界選手権歴代TOP3 男子

2010~2019年の世界選手権歴代TOP3 女子

2020-29

2020~2029年の世界選手権歴代TOP3 男子

*2020年はスペインのパルマ・デ・マヨルカで予定されていたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止された。


2020~2029年の世界選手権歴代TOP3 女子

*2020年はスペインのパルマ・デ・マヨルカで予定されていたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止された。

2020~2029年の世界選手権歴代TOP 男女混合


*2021年大会は2024年パリ五輪から採用予定の男女混合(ミックス)種目が実施された。
*2020年はスペインのパルマ・デ・マヨルカで予定されていたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止された。