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トピックス

セーリング・ワールド・チャンピオンシップで岡田奎樹・吉岡美帆が金メダル、磯崎哲也・関友里恵が銅メダルを獲得!

画像提供: BULKHEAD magazine JAPAN.

8月11〜20日「セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」(セーリング世界選手権)がオランダのハーグで開催されました。この大会は4年に一度開催され、五輪10種目+パラ3種目による世界最大規模となる合同世界選手権で、85カ国/約900艇/1200選手が出場する大会です。
本来なら五輪の2年前に開催されますが、東京五輪が1年延期されたため、2024年パリ五輪前年の今年に開催されました。この大会はオリンピックの出場国を決める第一次予選になっています。
これまでのこの大会を振り返りますと、2018年にデンマークで開催された大会で、女子の吉田 愛・吉岡美帆が金メダル、男子の磯崎哲也・高柳 彬が銀メダルを獲得しています。


7月にマルセイユで開催されたパリ五輪テストイベントで4位の岡田・吉岡チームは、初日から1位と4位でフィニッシュして総合首位に出ると、その後のレースでも総合首位を守り続けました。予選を終えた時点で、岡田・吉岡チームが首位、磯崎・関チームが2位という、日本としてはこれ以上ない成績で決勝に入りました。
上位1/2のゴールドフリートと下位1/2のシルバーフリートに分かれて戦う決勝でも、岡田・吉岡チームは安定した成績で首位を守り続け、メダルレースの前に、2位以下がメダルレースで逆転不可能となる20点以上の差をつけて優勝しました。
また、磯崎・関チームはメダルレース前に総合6位へ順位を落としたものの、得点が2倍となるメダルレースを2位でフィニッシュし、大逆転で銅メダルを獲得しました。日本チームがオランダの海に日の丸を掲げ、そして1位と3位で表彰台を飾る快挙を遂げました。



画像:International 470 Class Association

これまで世界選手権での日本チームは、甲斐幸・小宮亮(1979年 男子)、堤智章・堤伸浩(1989年 男子)、吉田 愛・吉岡美帆(2018年 女子)が優勝しています。
今大会の岡田・吉岡チームの優勝は、日本チームとして4番目の世界チャンピオン誕生となり、
470級が男女混合となってからは初めての優勝となる快挙です。そして、クルーの吉岡美帆は2018年大会でも優勝しているので、2度目の金メダル獲得となりました。
(出典:BULKHEAD magazine JAPAN.)


Allianz Sailing World Championships
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大会成績

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セーリング470級「異性のパートナー探し」の大変革
看板種目がパリ五輪から男女混合に


共同通信の470級に関する記事が下記サイトにアップされました。
セーリング470級「異性のパートナー探し」の大変革
看板種目がパリ五輪から男女混合に
https://nordot.app/862211123110002688?c=39546741839462401

なお、この記事の原文では、記者の山﨑恵司さんが丁寧に取材を重ねられた結果として、さらに詳しく470級の動向が書かれていますのでご紹介します。

470級が五輪で男女混合種目に
日本セーリング界の得意艇種に大きな変化


五輪のセーリング競技で日本の得意種目といえば、470級なのは衆目の一致するところだ。日本がセーリングで獲得した2個のメダルはこの種目でつかんだものだ。1996年アトランタ大会の女子で重由美子、木下アリーシア組が銀メダル、2004年アテネ大会の男子で関一人、轟賢二郎組が銅メダル。この看板種目は大きな変化を迎え、新しい時代に入ろうとしている。
470級は2人乗り。昨年の東京大会までは、男子種目は男子ペアで争われ、女子種目は女子ペアが出場していたが、次回の2024年パリ大会では、同じ艇に男女1人ずつが乗り組む男女混合種目となる。


▽日本トップクラスの様相が一変
日本の470級は男子、女子それぞれが世界トップクラスのレベルを維持してきたが、コンビを解消して異性のパートナー探しから始める〝ガラガラポン〟状態。日本のトップクラスが顔をそろえ、11月後半に江の島で開催された全日本選手権は、東京大会以前とは様相が一変。男女の五輪代表など、トップレベルの選手たちがペアを組み替えて、レースを展開した。
470級の乗員2人は前述の通り、スキッパー(艇長)とクルーの役割に分かれる。風上へ帆走する際、470級は2枚のセール(帆)で推進力を得るが、スキッパーはマストの後ろに展開するメーンセールを担当し、艇のスピードを最大限に引き出すことに集中する。また、舵を操作して、広いレース海面で方向転換のタイミングやコースの取り方を決定する。
クルーはマストの前の小さなジブセールと、風下などへの帆走で展開するスピンネーカーという3枚目のセールを扱い、さらに自分の体重を利用して、艇のバランスを取るのが仕事だ。混合種目では、男女のどちらがスキッパーまたはクルーを務めてもかまわない。従って、これまでは見られなかった東京五輪男子代表スキッパーの岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)と同女子代表スキッパーの吉田愛(ベネッセ)の〝対決〟が実現した。


▽五輪代表同士ペアが優勝
優勝したのは、岡田と女子代表クルーだった吉岡美帆(ベネッセ)のペアだった。「10日間ぐらいの練習」(岡田)で臨んだが、東京五輪代表同士が組んだ〝オールスターコンビ〟はそれでも勝ち切った。2人が口をそろえて挙げた課題は「コンビネーション」。当然だろう。同性同士でも2人の間でコンビネーションを築き上げるのには相当な時間がかかる。男子トップのスキッパーと女子最高のクルーだからといって、息の合った動きが一朝一夕にでき上るほど簡単なものではない。
しかも、初めて組むパートナーは、勝手が分からない異性。体力差だけでなく、体力差に基づく状況判断や対応なども違っているかもしれない。違いを問われた岡田は「同じ470と言っても、勝手がだいぶ違う。別のもの。レース展開も違う。男子(クルー)だと接近して、相手にプレッシャーを与える対人戦ができるけど、それがどこまでできるのか、分からない状態」と戸惑いを表現した。
2位の小泉颯作(トヨタ自動車東日本)松尾虎太郎(山口県連盟)組は男子ペアだったが、3位の高山大智、盛田冬華組(ヤマハ)も男女混合ペア。高山も「470はどれだけ体を動かせるか、体力があるか問われるような場面がある。男子ペアだと力任せに押し込んでしまうイメージがある。女子ペアだと、冷静に判断しようという流れになるのではないか。自分としては、いつもだったらパワープレーで思い切りやってやろうというときにできないのはマイナスだけど、そこをどのようにして女子と走らせるか、というのが課題」。
女子クルーと乗る男子スキッパーの感じ方は、高山も岡田と同じようだ。極端な言い方になるが、男子ペアは力尽くのマッチョなセーリング。体力、筋力的に男子並みのパフォーマンスを期待できない女子クルーと組むことで、従来のセーリングからの変更を迫られているようだ。練習とレースを経験していく中で、新たなスタイル、コンビネーションを確立いくのだろう。
東京五輪女子代表の吉田は、木村直矢(HIK)と組んで5位に入った。男子クルーと乗ることを、女子スキッパーはどうとらえたか。ほとんど練習せずに全日本に臨んだと前置きして「力強さがある。体重もあって、力強い動きをしてもらえると、走りに直結する感じはつかめた。1艇身でも2艇身でも前にぐっと行きたいところで、女子同士なら力強くやっても限界があるけど、男子のパワーでぐっと持っていってくれたりするので、勝負ポイントがやりやすくなった」。男子クルーのパワーに好感触を得たようだ。


▽男女どちらが有利か
岡田、高山ら男子スキッパーと女子スキッパー、吉田の言うことをそのまま受け取ると、男子クルーと組む女子の方が有利に聞こえるが、それほど単純ではなさそうだ。スキッパーが担当するメーンセールは9・12平方メートルの面積。
畳なら約5畳半余りの広さだ。風力が増すに従って、操作には腕力が必要となる。吉田もその点は認めていて「私が男子スキッパーに勝つためにはパワーの面で重要な風域がある。少し強い風域では腕力とか体力が問われる。そこを男子に近づけることができれば、差がなくなる。私の場合、強い風域での体力面を強化し続けることができれば、いいのかなと思う」と説明した。
男子スキッパーの立場から、岡田は具体的に解説する。「風速7メートルぐらいのときにメーンセールの操作が多くなるけど、その風域での操作の速さはパワーが必要。操作の速さで艇速が変わってくるので、その意味では男子スキッパーがいいのかな、とは思う」。岡田のクルーを務めた吉岡も、風速5メートルを超えると、厳しさを感じたようで「男子に追いつけるようにトレーニングしていかないと」。女子にとってはスキッパー、クルーを問わず、やはり特定の風速以上になると、パワーが課題として浮かび上った。
日本470協会の山崎昌樹会長は「男子スキッパーに女子クルーの組み合わせとその逆と、どちらがいいのか。まだはっきり分からない」と言う。日本セーリング連盟オリンピック強化委員会で情報戦略担当を務める斎藤愛子さんは、470級のクルーとして1988年ソウル五輪に出場した経験を持つ。470級女子で1992年バルセロナ大会から五輪2連覇したテレサ・サベル(スペイン)と吉田を例に挙げ「テレサは国内大会で男子を抑えて優勝したことが何度もある。吉田も女子クルーを組んで全日本選手権に3度優勝した。男女のどちらが有利とか、性別ではないような気がする」


▽パリ五輪を目指す戦いスタート
2024年パリ五輪日本代表の座をめぐる戦いはスタートしたばかり。代表決定のプロセスが本格化するのは五輪前年の2023年になる。パリでの金メダル獲得を目標として公言するのは岡田、吉岡組だ。昨年の東京では、ともに7位にとどまった。お互い、金メダルを獲得したいというのが動機となって、お互いをパートナーに選んだようだ。
日本470協会の山崎会長は岡田、吉岡組について「世界でメダル狙えるスキッパーとクルーが組んでいるので、十分可能性はあると思うし、勝負はできると思う。本人たちも完全にメダル、それも金メダルと思っているでしょう。470協会としても、日本のセーリング界にとっても、メダルを何とか取ってもらいたい。男女ミックスになって、今度こそはという感じ」と期待を寄せた。
注目を集めるのは、吉田愛。女子470級で過去4度の五輪出場を果たし、男女を問わず、日本の470級を代表する名スキッパーの1人がパリを目指すのか、どうか。11月末の全日本470級選手権の時点では、前向きなニュアンスを漂わせたが、明言は避けた。
「混合で通用するか、確かめたかった。5位だったけど、手応えはすごくあって、木村と話し合った中で、もっともっと行けるんじゃないかと手応えは感じた。パリに向けて、環境が整えば、やってみたい。いろんな要素があって、環境が整えば、としか言えない。期限を決めている訳ではないが、自分の中でパリに向けて始められる、やりたい気持ちはある」
41歳の吉田は夫の雄悟と組み、昨年12月前半の全日本スナイプ選手権出場して9位。昨年末の全日本420級選手権には木村と出場し、2位。違う艇種で男子クルーとレースに出場するのは、何かをつかもうとしているように見える。
男女混合でのパリ五輪挑戦を最もいち早く決めたのは高山大智だ。2019年9月、東京五輪代表選考から脱落が決まった時に、パリへの挑戦を明言した。その後、盛田冬華をクルーとして「2020年7月」とコンビを結成し、練習を重ねてきた。岡田、吉岡組に比べると練習期間は1年以上、先行していた。それだけに高山は「成長したところはあるけど、まだそんな簡単には変われないな、とも感じた。順位も本来ならもう少し上げられたところが何回かあったはずで、そういうところですごく課題を感じた」と、3位という結果に失望感もにじんだ。


▽男女混合種目化を契機の再挑戦も
混合種目化で五輪へ再挑戦しようと立ち上がったスキッパーもいる。市野直毅(JFE商事)は東京五輪代表選考に挑戦していたが、実らず、2020年4月からサラリーマン生活を送っている。ヨットから完全に離れたわけではなく、胸の内には五輪への思いがくすぶっていたが、それが今回の〝ガラガラポン〟で再燃した。
クルーは立教大2年の福田桃奈。高校セーリング界では強豪の茨城・霞ケ浦出身で、インターハイの420級でクルーとして優勝した経験を持つ。市野によると、福田と練習したのは「全日本選手権直前の土日だけ」。それでいて、4位に入り、市野は手応えを感じ取ったようだ。
市野は軽風から中風を得意とする。全日本ではその風域で「(かつての)5割ぐらいしか出せなかったけど、戦えていた。中軽風なら世界のトップレベルに持っていくことはできる」と振り返った。今年9月に中国・杭州で開催されるアジア大会の代表選考レースが2月下旬、江の島で行われる。1月22日に34歳の誕生日を迎えた市野にとって、パリに向けての最初のステップはここになる。


▽欧米の動向
セーリング競技の国際統括団体、ワールドセーリング(WS)は各種目のランキングを発表している。1月11日付の男女混合470級ランキングを見ると、上位3組は男子スキッパーだが、4位から7位は女子スキッパーとなっていて、10位までは男女5人ずつ。11位から20位までは男子4、女子6なので、男女スキッパーの比率はほぼ同数といえる。
特徴的なのは、他艇種から470級のスキッパーに転じたケースがあること。
ランキング1位のロドリゴ・デュアルテ(ブラジル)は2004年アテネ、2008年北京五輪に49er級で出場した。3位のマルコ・グラドニ(イタリア)はオプチミスト、4位のジュリアナ・デュケ(ブラジル)はスナイプ級の女子世界選手権で優勝した。6位のジェオルジア・ダシルバ(ブラジル)はナクラ17級を主戦場にしていた、といった具合だ。男女混合化の〝ガラガラポン〟が艇種を超えた人材の流動化を起こしたといえるが、日本には見られない現象だろう。東京五輪470級出場組で言うと、ランキング1位ペアのクルー、アナルイザ・バルバシャンは同7位のスキッパー、フェルナンダ・オリベイラと組んで女子9位。ランキング10位のスキッパー、エレナ・ベルタ(イタリア)は女子13位。ランキング16位のスキッパー、ケバン・ペポネ(フランス)は男子11位で、クルーのアロイズ・ルトルナズは女子銅メダリストだ。
その一方で、引退する選手もいる。代表は吉田愛のライバルだったハナ・ミルズ(英国)だ。2012年ロンドンで銀、2016年リオデジャネイロと東京での五輪2連覇を含む3大会連続メダルを獲得した女子470級を代表する名スキッパーはこのほど、英国代表チームを通じて引退を発表した。
4月上旬にスペインのマジョルカ島沖でプリンセス・ソフィア杯が開催され、日本勢を含め、世界のトップクラスが多く出場。男女混合470級では最初の大きな国際レースと言える。オリンピック強化委員会の斎藤愛子で情報戦略担当は「この大会で(有力選手や力関係など)いろんなものが見えてくるだろう」と予想した。


▽国内の470級にも変化
470級は日本国内で最も普及している艇種の一つ。日本470協会が把握している活動艇数は推計で約440艇だという。同協会の信時裕理事長によると、その内訳は社会人1割、学生7割、その他2割という構成比になるそうだ。東京五輪が終わり、2024年パリ大会に向けて、男女混合化という変化を受けて、国内の470級にも変化が生まれつつある。
まずは国内最高峰のレースで五輪選手を輩出してきた全日本選手権の開催時期が夏に変更される。8月開催の東京五輪が決定した関係で2017、18年は五輪本番と同時期の8月に行われたが、それを除くと、基本的に全日本選手権の開催時期は11月だった。それを今年から夏開催が基本になる。
日本470協会の信時裕理事長は夏開催のメリットを次のように説明した。「副次的な効果が期待できる。夏は日照時間が長いので、(11月に比べると)遅くまでレースを実施できる。また、夏は午後になると、海からの風が安定して吹くので、いいレースができる。寒い時期に開催するよりも、暖かい季節だと開放感があるし、純粋にレースが楽しめる」
(注)日本470協会は2月22日、今年の全日本470級ヨット選手権を8月17日から21日まで佐賀県唐津市で開催すると発表した。

470級は艇数で見ると、学生の活動が最も盛んなのは上記の通り。全日本選手権の夏開催はこれまでよりも、学生の参加を期待できるという。「学生にとって最大の目標は毎年11月上旬に開催される全日本学生選手権(全日本インカレ)で、それが終わると4年生は引退して、新チームに入れ替わる。全日本470級選手権はその直後に開催されることになるから、時期、タイミングが良くなかった。8月開催にすると、全日本インカレの前に全日本470級選手権でトップセーラーと走って鍛えよう、と出場へのモチベーションが強くなるだろう」と説明した。
夏開催は開催地の拡大にもつながる。11月開催だと、どうしても江の島以西に開催地が限られていた。信時理事長は「夏だと東北でもできるし、やろうと思えば、北海道でも開催できる。地方で全日本470級選手権を開くと、地元が盛り上がるし、その地域の若い選手が参加して、刺激を受けて活性化する効果が見込める」。これまでできなかった地域で開催できれば、470級の全国的な普及、レベルの底上げにつながる可能性が広がる。


▽男女混合の国内普及を
全日本選手権はこれまで女子艇だけの全日本女子選手権も同時開催してきた。全日本選手権は男女、混合関係なく、争われてきた。例えば、2019年は全日本選手権で優勝した吉田・吉岡組が全日本女子選手権も制した。信時理事長はこれまでの全日本選手権と全日本女子選手権に加えて、今年から男女混合艇の表彰を別途表考えていると言う。
オリンピック種目として男女混合化されたからといって、国内の470級のレースがすべて男女混合化されるのではなく、従来通りで開催される。とはいえ、男女混合で世界トップクラスの競技力を維持しようと思えば、国内でもこれまで以上に普及することは必要だろう。日本470協会の山崎昌樹会長は「学生での男女混合化の裾野を広げることが大事。そこは協会としてしっかり考えていかないと。普及、強化に何が必要か、五輪が終わってから学生の組織とミーティングを重ねている」と明らかにした。
東京五輪が終わり、五輪種目の男女混合化という大きな変化を受けて、日本の470級も変わり始めている。
(以上)



2012年国際470級ジュニアワールドレポート

「2012年 国際470級ジュニアワールド」(2012年1月26日~2月3日)がニュージーランド・タカプナで行われ、代表4チームが参戦しました。
スキッパー・クルーの皆さんのレポートを掲載いたします。

470男子
土居磯崎(日本経済大学) 
今村外薗(日本経済大学)

470女子
波多江畑山(日本経済大学)
波田地牟田(明海大学/鹿屋体育大) 


2012年国際470級ジュニアワールド代表選手決定

「2011年 国際470級ジュニアワールド代表選考レース」(和歌山インターナショナルレガッタ 及び 江ノ島オリンピックウイーク 2011)が行われ、代表4チームが決定いたしました。

470男子
  土居・磯崎(日本経済大学) 和歌山インターナショナルレガッタで参加資格獲得
  今村・外薗(日本経済大学) 江ノ島オリンピックウイーク 2011で参加資格獲得
470女子
  波多江・畑山(日本経済大学) 和歌山インターナショナルレガッタで参加資格獲得
  波田地・又村(明海大学)  江ノ島オリンピックウイーク 2011で参加資格獲得 

 上記4チーム(男女各2チーム)が、2012年470クラスジュニアワールドに日本代表として出場致します。

 大会名   : 2012年 国際470級ジュニアワールド
 開催日時 : 2012年1月26日~2月3日
 開催場所 : ニュージーランド・タカプナ

みなさま、応援よろしくお願いいたします!

2016年 リオ五輪セーリング競技種目に470級男女が決定!

 5月にサンクト・ペテルベルグ(ロシア)で行われた「2011年ISAFミッドイヤー・ミーティング」で、470級男子と470級女子がそれぞれ、2016年リオ・デ・ジャネイロ五輪セーリング競技の種目として選出されました。これで、470級は1976年のモントリオール大会以来11大会連続(女子は88年のソウル大会から)で五輪種目として選ばれることになり、2人乗り種目としては五輪史上最多記録を更新しました。
 近年、五輪種目を巡っては、各クラスのロビー活動が盛んになり、クラス選出前後には様々な噂や憶測が飛び交うような状況が生まれていますが、これまで470級が着実に積み上げてきた歴史と実績が認められた形となりました。

 470級においても、国際470協会会長のスタニスラフ氏をはじめ、470級に関係する各国の人々が東奔西走し、470級が選出されるために様々な広報活動を行いました。日本からもJSAF会長の河野氏、日本470級協会国際委員長の戸張氏などがカウンシルに参加、写真家の添畑氏の映像による援護射撃なども奏功し、日本のお家芸たる470級は五輪種目として存続することになりました。
 以上のような各国の尽力に対し、スタニラフ会長から感謝のメールが届いています。原語のままですが、以下のリンクでご覧いただけます。また、北京五輪470級男子で金メダルを獲得し、世界選手権では5度の優勝を誇るオーストラリアのマルコム・ペイジ選手からも歓びのメッセージが届いておりますので、併せてリンクしておきます。

LinkIconスタニスラフ470協会会長からのメッセージ

LinkIconマルコム・ペイジ選手からのメッセージ


470世界選手権メダルレースをネットでライブ中継

 7月9~18日の日程で、オランダのデン・ハーグで開催されている2010年470級世界選手権。大会最終日の7月18日に予定されているメダルレースが、ネットでライブ中継される予定。
 下記のTopzeilenTV のリンクから。Don't miss it !

LinkIcon2010年470級世界選手権 公式ウェブサイト




470スタープラン始動


 日本470協会は、トップレベルで活躍できるセーラー育成のための支援活動として、「470スタープラン」を始動しました。
 主な内容は、資金不足の選手に対する海外遠征費用の補助で、対象チームは一般の男子4チーム、女子4チーム、さらにU22の男子2チーム、女子2チーム。申込資格は、一般では前年度全日本470選手権の上位チーム、U22ではジュニアワールド出場選手となります。支援金額は一般/U22ともに1遠征1チーム10万円(年間1遠征まで)。

 詳しくは下記のdocファイルをダウンロードして確認してください。

LinkIcon日本470協会からのお知らせ

470TIMESが田畑和歌子選手のインタビューを掲載


 国際470協会が発行する機関誌「470TIMES」の12月号に、日本の田畑和歌子選手(アビームコンサルティング所属)のインタビュー記事が掲載されました。
 掲載箇所は19ページの"470 ATHELETES"というコーナーで、毎回注目の470セーラーを男女1人ずつ紹介する記事。
「どうしてクルーをしようと思ったんですか?」という興味深い質問に、田畑選手は真摯に答えています。ちなみに、男子はアルゼンチンのフアン・デ・ラ・フォンテ選手が取り上げられています。

 下のリンクで国際470協会の470TIMESのページに飛びます。そのページの下の方にある December 470 Times という文字をクリックすると、470TIMESの12月号がPDFファイルでダウンロードできます。

LinkIcon470TIMES-DECEMBER

会員登録

日本470協会には会員制度があります。会員になることで470公式レースの参加資格が得られます。

また、2008年度(2008年4月~2009年3月)から、このWEBサイトおよび携帯電話のWEBサイトでのみ日本470協会の会員登録・登録料支払いを受け付けています。

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